20%OFF COUPON

BLOG

2024/01/28 23:39



まずジッパーの仕組みを知っておこう

一般的にジッパーは、スライダー・エレメント・テープ・箱の4つで構成されています。スライダーはジッパーを上げ下げする際に動かす部分で、エレメントはジッパーのレールのような部分です。テープと呼ばれる土台にスライダーとエレメントが取り付けられていて、箱はジッパー下部の始点を指します。
ジッパーは金属製の金属ファスナーと、樹脂製のビスロンファスナー・樹脂ファスナーがあります。樹脂ファスナーはエレメント部分がコイルのようになっているファスナーです。どの素材でできたジッパーでも、スライダーを上げてエレメント部分を噛み合わせ、閉じる仕組みです。逆にスライダーを箱の方に下ろすと、噛み合っていた部分が離れてジッパーが開きます。



原因別!ジッパーが壊れてしまった時の修理方法5つ
ジッパーが壊れてしまった原因によって、修理方法は変わります。それぞれの原因に合わせた修理方法を紹介しますので、参考にしてください。

1.スライダーが生地を巻き込んでしまう:

ジッパーの故障で一番多いのが、スライダーがエレメントだけでなく衣服などの生地を一緒に巻き込んでしまうケースです。
スライダーを動かさずに、巻き込んでしまった生地を優しく引っ張り出しましょう。
生地とエレメントをできるだけくっつけて、スライダーの隙間から少しずつ出すようにすると、うまく元の状態に戻せます。

2.エレメントが閉じなくなった:

スライダーを動かしてもエレメントが閉じない場合は、スライダーの変形による緩み、もしくはエレメントの変形が原因です。
ペンチを使って、スライダーの緩みをチェックし、緩みを直しても解消されない場合は、エレメントにずれている部分や破損している部分がないか確認してみましょう。

3.エレメントがずれてしまう:

スライダーを上まで上げたときに片側が余るのは、エレメントが正常に噛み合わず、ずれているためです。
エレメントが余っている方の生地を引っ張って、エレメントが左右対称になるようにします。
エレメントが余っている方のスライダーをペンチで挟み、緩みを解消します。あとはいつも通りにスライダーを箱に向かって下ろせばOKです。

4.スライダーが動かなくなった:

スライダーがエレメントを噛むと、うまく動かせなくなります。
無理矢理スライダーを動かすとエレメントが破損してしまうため、注意しましょう。
スライダーが動かしづらいと感じたら、まず一度スライダーを箱まで戻して、生地をピンと張りましょう。

5.スライダーがエレメントから外れてしまった:

片側だけが外れたのであれば、スライダーの隙間にエレメントを押し込んでみてください。差し込むことができたら、スライダーをペンチで締めましょう。

修理できない場合は専門業者に相談しましょう。